元CTOの開発者が語る!スキルテストSaaS「ジョブテスト」の可能性とは?

こんにちは!人事の石川です。
 
今回は元CTOで現在は業務委託としてジョブテストの開発に携わっているエンジニアSさんにインタビューをしました!ジョブテストはHeaRの社員のみならず、多くのパートナーの方々の協力を得て開発を進めています。Sさんも、ジョブテストの開発に欠かせない仲間です。
これまでは社員が思うHeaRをお伝えしてきましたが、今回は業務委託のSさんだからこそ知る、ジョブテスト開発の裏話にも迫ってみました!
 

Sさん(今回はお顔は出せず……ごめんなさい!)

10年間SIerに勤め、フリーランスを半年経験後、スタートアップのCTOへ。現在は起業し、スタートアップの新規開発やエンジニア組織を持たない企業の開発サポートを行う。
 

「機能をつけない」という判断ができるプロダクトオーナー

──最初に、HeaRとの出会いを教えてください。

2021年の春頃、クラウドソーシングサービスを通して出会いました。当時、HeaRが着手していたプロダクトの開発者としてご依頼いただいた背景です。その後、11月にジョブテストの構想が生まれた際に、再度お声がけいただきました。
 

──初めてジョブテストの構想を聞いてみて、どのように感じられましたか?

HeaRは人材系の知見が深い会社なので、非常に会社とフィットしたプロダクトだと感じました。ジョブテストのジャッジの精度の良し悪しと、管理画面・受講画面のUI/UXや得られる情報がプロダクトの命運を左右するように感じました。
 

── ジョブテストのエンジニアとして、どういったお仕事を担当してきましたか?

エンジニア目線での仕様の調整や提案、技術選定や実装など、初期開発の全般に携わってきました。他にもエンジニアの方がいらっしゃるので、タスクの割り振りも担当しています。初期開発自体は12月と1月の2ヶ月でおこないました。現在は初期開発では実装できなかった機能を追加したり、お客さまのフィードバックを元に優先順位づけして実装したりしています。
 

── 優先順位づけはどのようにしているのでしょう?

業務的優先度、技術的優先度の二つの観点が必要になります。技術的優先度は、「この開発を優先しなければ将来的にプロダクトとしてやりたいことが実現できない」といった、長期的観点も大切です。週次でHeaRのメンバーと進捗ミーティングを実施して、やることの棚卸しを行い、緊急作業も相談しながら進めています。優先順位づけという意味では、代表の大上さんの判断力には驚かされていますね。
 

── 大上の判断力……どういったことでしょうか?

「機能はあればあるほどいい」と考えるプロダクトオーナーも少なくないですが、大上さんは引き算の思考で判断ができる方。顧客のニーズを満たす必要最低限の機能で、できる限りユーザーにとって分かりやすいプロダクトにする。こういった、プロダクトとしてあるべき姿をしっかり描いていらっしゃるんだと思います。ある意味当たり前かもしれませんが、プロダクトを開発しているとどうしても欲張ってしまう方も多いんですよね。大上さんは素晴らしいプロダクトオーナーだと感じています。
 

Githubも高速で習得!ビジネスチームとスムーズに連携

── プロダクト開発する上で大事にしていることはなんでしょうか?

実現したいことと、実作業のすり合わせをできるだけ密におこなっています。時間をかけてやったのに、アウトプットが期待したものじゃなかった……というのは双方不幸ですよね。実現したものは何だろう?こっちの方が効率的なのでは?と、できる限りコミュニケーションをとりながら実装しています。

── ストレートな質問ですが、HeaRとのお仕事でやりにくい点などないでしょうか?

現在は自社に開発組織を持たない会社ですが、開発チームへの理解は深く、仕事自体はすごくやりやすいです。「開発のためにこれを導入したい」とお伝えすると、スピード感を持って社内調整して、我々が開発しやすい土台を整えてくれています。たとえば、これまでHeaRではGithubを使ったことがなかったそうですが、すぐにキャッチアップしてくれて、いまではミーティングでGithubを画面共有しながら進行してくれています。これは、HeaRのみなさんが「プロダクトを絶対に成功させるぞ」という気持ちを持っているからなんじゃないかと思います。その思いが強くないと、こんなにスピーディな社内調整はできないはずなので。
 
また、「こういう機能がほしい」というのが現場からどんどん出てくるのもいいところですね。プロダクトオーナーやビジネスチームのみなさんが、日々たくさんサービスに触れて、プロダクトを自分ごととして捉えているんだと思います。

── 開発で大変だったことはありましたか?

ジョブテストには管理画面とテストを受ける画面があるのですが、テストを受ける画面をリッチにする必要がありました。フルスクリーンじゃないと操作できないようにする、制限時間を表示する、などです。エンドユーザーにストレスなく受けていただけるように、UX部分は多少苦労しましたね。現時点のプロダクトが最善だとは思っていないので、引き続き改善を続けたいと思います。
ジョブテスト開発チームの3名(左から:高橋、篠村、松丸)
 

爆発的に伸びる可能性を秘めた「ジョブテスト」

── HeaRならではだと感じるカルチャーはありますか?


ミーティングの前にアイスブレイクをするという文化は面白いなと思いました。「チェックイン」と呼ばれる取り組みらしく、決まったお題に対して3~5分程度フリートークを毎回しています。この間は、ホワイトデーが近かったこともあり、「甘かった経験は?」というポップなテーマでした(笑)。お題を決めてアイスブレイクの時間を設ける会社さんはほとんどないので、HeaRならではだと感じました。あだ名で呼び合う、とかも特徴的ですよね。
 
あと、こういったカルチャーは代表の大上さんが率先して築き上げているんだろうと思っています。一つひとつの出来事に対して、「おー!やりましたね!」と誰よりも前のめりに話を聞いてくれて、良い話があれば拍手などの大きなリアクションをしてくれたりする、素敵な代表だと感じます。以前、打ち合わせ中に娘が入ってきたことがあったのですが、大上さんは「青春の大人を増やす会社をやっています」と紹介してくださって。「青春」というワードも、HeaRにとって欠かせないものなんだと常々感じています。
 

── HeaRのメンバーに対しては、どういった印象をお持ちですか?

みなさんすごくパワフルだなと思います。ジョブテストをお客さまにどんどん使っていただき、フィードバックをいただく、という一連の作業を全力でやっているんですよね。その結果、当初想定していた以上のデータが集まってきています。コミット力やモチベーションが高い方ばかりで、すごいなと思っています。
 

── 最後に、ジョブテストの可能性についてどのように感じられているか教えてください。

ジョブテストの思想は日本市場にはまだないもの。今後、爆発的に伸びる可能性を秘めているのではないでしょうか。採用現場において、なくてはならないプロダクトになることも夢ではないと思っています。
 

── Sさん、インタビューにご協力いただきありがとうございました!

ジョブテストの開発に限らず、私たちはたくさんのパートナーさんに支えられながら事業成長をしています。だからこそ、正社員や業務委託、インターン生など雇用形態関係なくみんなに青春をしてほしいと考えています。
 
今回Sさんとのインタビューを通し、HeaRのカルチャーや「青春」がちゃんと伝わっていたんだと嬉しくなりました!ジョブテストに対しても「爆発的に伸びる可能性を秘めている」という言葉は自信になりますね。とはいえまだまだ伸びしろはたくさんあります。これからもっとジョブテストを良くしていくために、エンジニアの仲間を迎え入れ、強い開発チームをつくっていきたいと考えています!
 
少しでもHeaRやジョブテストにご興味いただけましたら、一度カジュアルにお話しましょう!